「全校ちまきづくり」
曽爾中学校では、6月9日(水)全校生、全教員で「ちまきづくり」に挑戦しました。
講師は地元曽爾の郷土料理を研究しておられる田合チエ子さん。「ちまき」の材料となる「うるち米の粉」や「餅米」の下ごしらえを事前にしてきてくださいました。 電動の餅つき器でつきあがった餅を、子どもたちは「赤ちゃんの足型」状に丸め、割り箸を刺して葦(よし=曽爾では「よしご」と呼んでいます。)の葉で巻いていきます。この作業が意外に難しく生徒たちは苦労しながら、何とか完成させました。調理の最終工程では、出来上がった「ちまき」を蒸します。こうすることによって「よしごの香り」を餅全体にしみ込ませるのです。 |
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作り始めてから始めてから1時間半。待ちに待った試食タイムです。きなこをつけて熱々の「ちまき」をほうばる生徒たちは見るからに幸せそうでした。 「ちまき」は食べたことはあったけど、作るのは初めてでした。でも、初めて食べたみたいにすごくおいしかった。葉の匂いもあって、きなこもいいけど、砂糖醤油でもおいしいだろうなあと思った。作るのも楽しかった。(3年生 黒岩三沙樹さん) 次回は10月、食材は「こんにゃく」です。畑で採れた生の「こんにゃく芋」から食用こんにゃくを作って、調理する予定です。 |
うるち米の粉 2升2合 もち米 7合
ヨシゴの葉 割り箸
@もち米は一晩水につけておく。
Aうるち米の粉は、熱湯でこね、耳たぶくらいの柔らかさにする。
B蒸し器にお湯を沸かし、もち米とこねたうるち米のこなを入れて蒸す。
Cもち米が蒸しあがったら、餅つき機でつき、つきあがった餅を子供の足の形に丸め、割り箸に刺す。
DCをヨシゴの葉に包んで出来上がり。
冷えてしまうと硬くなるので、蒸し器で再度蒸しすと美味しくいただけます。
うるちの粉も入っています!
蒸すことによりよしごの風味がついておいしい!!!
葉っぱ(よしごの葉)でもちをまくのは、すごくむずかしかった。
普通のおもちとは、一味ちがう味でした。